棚倉町の紅葉の名所でもある山本不動尊。樹齢100年を超える杉並木を抜け、130段の石段を登りつめると巨岩の洞窟に御本尊が安置された霊場が出現します。 大同2年(807年)、弘法大師が東北行脚の途中に護摩壇を築き、八溝山系に住む悪鬼を調伏祈願したのが山本不動の始まりで、以後、付近の住民は安堵な暮らしができるようになったと言われています。 公園を中心とした南北約5kmの渓谷は「奥久慈県立自然公園」に指定され、春に「しゃくなげ」「山桜」「岩つつじ」などが咲き、「キャンプ」「もみじ狩り」「松茸狩り」など、年間を通して豊かな自然を満喫できます。 山本不動尊内には、久慈川支流の宮川渓流があり、清流が流れます。 祭り 元朝大護摩祈祷(1月1日)、節分会(2月3日)、春の例大祭・秋の例大祭など、 山本不動健康保養の森(山本公園)きのこまつり 紅葉 10月下旬から11月にかけて、山本不動尊・山本公園周辺は、見事な紅葉に包まれます。
令和2年9月下旬より12月中旬まで奥の院小岩片剥落防止工事が行われており、奥の院へ上ることはできません。